TOKUSHIMA WOODWORKING GUIDE
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日常を半歩トリップ。

物を選ぶとき。例えば服を選ぶとき。自分に似合うデザインか、素敵に見えるかどうかなど、人に見られる事を考えます。インテリアを考える場合には、そこに居て自分が素敵に見えるかどうかなど、あまり考えたりはしないはずです。
そのインテリアを置いてある空間に身をおいた時、どんな気持ちで過ごせるか、動きやすく(機能性)過ごせるか。という風に、とにかく自分重視が基本であると思います。
しかし、店舗の場合は少し違います。お客様が心地よく感じて下さるか。不快な感じを与えてないか。などとお客様中心にインテリア家具を考えてしまいます。
お客様もお店に居る間は、時間が少ないのであればいっそ日常生活から離れたデザインがよいのではないでしょうか。しかし、あまり日常とかけ離れすぎると違和感が生じるので、日常をほんの少しだけトリップした空間づくりをすればよいのではないでしょうか。
そんな素敵な空間づくりを私たちはお手伝いいたします。


心地よい空間の寛容性について。

私たちは、ある空間をコーディネイトする時、何度かその空間におじゃまいたします。1度目は、いわゆるロケハンですが、その時はできる限り現在そこにある家具のイメージにとらわれることなく、頭の中で何もない状態を想像するようにしています。
心地よく、素晴らしい空間の場合、そうしたゼロの状態にした時に完成された新しいイメージが浮かんでくるのです。後は、その浮かんできた映像に基づいてイメージを脹らませていくことになります。次にその空間に訪れる時には、そこに置く家具などが、その場の雰囲気に馴染むコーディネイトをいたします。簡単に言ってしまうと、昔からそこにあったように、その空間に納めてしまうということです。
そうして納品された時に、元にあった空間のイメージは消えてしまい、全くオリジナルな空間がそこに誕生するのです。
私たちが仕事で訪れる空間は、どんなアレンジも受け入れてしまう寛容性に富んだ場所が多かったのです。


ようこそ私たちの家へ。
ある晴れた日、最近ごぶさたしている友人夫婦と合った。ずいぶん久しぶりだったので、「何か食べようか」ということになり、あるお店へその友人夫婦は私を誘った。そのお店に足を踏み入れた瞬間、その友人がなぜここを選んだのか解った。変化に富んだ作り、時に視線が届かない隠れ家のような場所がある。何とも言えない安堵感が伝わってくるお店であった。そして座り心地の良さそうな座椅子が私たちをやさしく包んでくれた。
この店を訪れるたくさんの人たちはきっと等しくその安堵感や心地よさを味わうに違いない。「ここは、俺たちの家みたいな処だから、ゆっくりとくつろげよ」と友人は言った。言われるまでもなく、すでに私はその店の安らぎに迎えられていた。
ほんの少しの時間であったが、またあの場所へと私は誘われてしまうのがと思うと、とても楽しみであった。

TOKUSHIMA WOODWORKING GUIDE ●人に優しい家具づくりを目指して。
秋月木工有限会社
〒779-3120 徳島市国府町南岩延65-1 TEL.088-642-1521(代) FAX.088-642-7156
E-mail akizukiw@sweet.ocn.ne.jp